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フランス式にかわいいいたずらを企てながら、関連するフランス語を学びましょう。お子様から大人の方まで。


Kudo菓子工房さんが今年も特別にお作りくださるおさかなクッキーをお持ち帰りください。


日時:2022年3月26日(土)15:00-15:45


場所:La table de Kudo(三島市中央町)


参加費:2,200円(税込)


1ドリンク+おさかなクッキー代込み


定員10名様


*要ご予約。お申し込みはこちらから。






    *イメージ。昨年の様子です。





 Bonjour, フランス語教室グランゼトワールのMihoです。


 今日はフランス語試験DELF DALFについてのお話です。


 DELFとDALFは、フランス国民教育省が認定するフランス語資格試験で、ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)に基づいて、学習レベルが評価されます。世界中で通用するフランス語のディプロムを取得することができます。日本では大きな都市にある、アンスティテュ・フランセやアリアンス・フランセーズなどのフランス語学校が試験センターとなっています。


 以前は大学生・一般向けのDELF・DALFのみでしたが、中高生向けのDELF junior/scolaireと小学生向けのDELF Primも日本で受験可能です。


 DELF・DALFのレベルは、簡単なやりとりのできるA1、日常の課題を解決できるA2、意見を言えるB1、論理的な議論を展開できるB2、フランスの大学に入学するための語学試験が免除されるC1・C2の順に難易度が上がっていきます。


 中高生対象のDELFジュニアはA1・A2・B1・B2まで、小学生対象のDELFプリムは、A1の前段階としてA1.1が加わり、A1・A2まで。中高生向けのDELFジュニアは、学校・図書館・家・店でのやり取りなど中高生の生活に合わせた内容、小学生向けのDELFプリムは、イラスト豊富でカラフルな問題冊子で、先生や友達とのやりとりなど、こちらも小学生の生活に合った内容です。これらも一般のDELFのディプロムと同じ証明書が発行されます。こちらも仏検同様生涯有効なディプロムです。

(レベルや受験方法など、詳細は日本フランス語試験センターのサイトをご覧ください。)


 留学や就職のための受験が多いかもしれませんが、フランス語を学んである程度経つ方には、DELFの受験をお勧めしています。4技能に分かれたテストで構成されており、とても実践的な内容だからです。

 昨今日本の英語教育においても、「4技能」(スピーキング・リスニング・リーディング・ライティングのスキル)を総合的に習得することが重要視されるようになりました。新しく改定された学習指導要領には4技能をバランス良く育成することが盛り込まれています。

 DELFとDALFも4技能のテストで構成されており、スコアもそれぞれ出ますので、各スキルをバランス良く身につけているかどうかを測定することができます。試験の内容は、複数の資料からの読解、あるテーマについての口頭表現、あるシチュエーションを想定し問題解決に向けた会話のやり取り、指示に的確に応える論述など、非常に実践的です。これらは、実際にフランス語圏に行った際や、フランス語圏とのメールなどのコミュニケーションに役立つのはもちろん、複数の資料やあるテーマなどから自分で考えてアウトプットする問題構成のため、今文科省でも掲げている「論理的思考力」や「問題解決能力」を養うことのできる内容となっているのです。DELF・DALFはフランス語の試験ではありますが、「自分で考えて使う力」を養うことができますので、そこで獲得できる能力は、フランス語の範囲に留まらず、日本語や他の言語で考える際にもとても役立つことと思います。


 フランス語教室グランゼトワールでは、これまでに、留学のために高校1年生がDELFジュニアB1を取得、大学生・社会人がDELF A1・A2を取得、小学4年生がDELFプリムA1を取得しています。引き続き多くの方が学習中です。口頭表現の受験後には、「フランス人に通じて嬉しかったです!」「フランスの雰囲気でした」とのご感想も。DELFの試験は日本にいながらにして学習の成果を発揮できる良い場となっています。


 皆様もぜひチャレンジしてみてくださいね!

 回数制レッスンのご受講も承ります。












Bonjour, フランス語教室グランゼトワールのMihoです。


日本で受けることのできる主なフランス語資格試験として、

・仏検(実用フランス語技能検定試験)

・DELF / DALF

があります。


今日はこのうち仏検についてお話ししたいと思います。


仏検は、APEF(フランス語教育振興協会)が日本人の学習者を対象とし、文科省とフランス大使館文化部の後援を受けて実施している日本独自の検定試験です。


仏検2級以上を持っていると、事務や受付などの仕事もできるという目安になります。「フランス語が使える」レベルとされます。仏検2級の試験では、読解の文章も長くなり、ディクテ(書き取り試験)もに正確さが求められます。


私の場合は、留学から帰った後すぐに2級と準1級を取得しました。1級は敬遠していましたが、通訳を志望しておりましたので、通訳会社の方から「まず仏検1級を取りましょう!」とご助言いただき、対策をして合格しました。1級の難所はディクテかなと思います。スピードが速いと感じる方も多いようです。何しろ綴り字通りに読まれないフランス語。フランスの子供たちも学校でディクテで訓練しています。1級では高い語彙力や文法の正確性も短い時間の中に求められます。一人で対策をするのは難しいところではありますが、スピードと正確さに十分対応できるようにしておきましょう。また、意外と難しいのが設問1〜4です。出題傾向を捉えてコツを掴み、多岐に及ぶ分野からの出題範囲に対応できることが大事です。


初学者の方には、まず5級・4級をできればハイスコアで合格することを目標とされることをお勧めします。基本的な文法をきちんと理解していることは、話す上でもベースとなっていきます。3級では接続法と条件法が加わりますが、簡単な例文を覚えることから始めましょう。


準2級以上には2次試験の口頭試験があります。準2級を受ける前にDELF A1を取得しておくと、2級までの2次試験は易しく感じられるのではないかと思います。


2020年以降、試験会場の数は減りましたが、国内の多くの場所で受けることが可能です。


フランス語教室グランゼトワールでは、2020年から準会場として試験を実施しております。5級からスタートし昨年準2級に合格、さらに上を目指している大人の方もいらっしゃいます。また、昨年は小学4年生が仏検4級に合格しました。





仏検は、生涯有効です。

一生もののディプロムですので、学習の目安として、就職のためなど、ぜひ受けてみてくださいね。


次回はDELF / DALFのお話です。


À très bientôt!







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